お絵描きIRADUKAI2_SoftNo.531CG・イラストメイキング


*本番塗り*

ここで線画の上にもう一つレイヤーを作成します。



「上塗り」とでも名付けておきましょう。

デジタル水彩レイヤーを乾燥させます。



乾燥させたら塗りましょう。まずは人物の顔から。



ぼかしはデジタル水彩ぼかしブラシで、シャープな部分はチョークやオイルパステルを
使い分けながら線画をなじませるように塗っていきます。



目の光の位置をなおしました。目は人物に生気を与える重要な要素なので
テンプレを決めずにいつも試行錯誤しながら塗ります。左右に変化を持たせ、
ガラス玉みたいにならないよう注意します。輪郭なども微調整しながら塗っていきます。
顔の印象が少し変わったような気がします。



更に塗ります。自分の感覚を頼りにひたすら塗ります。
アナログっぽい感じを出したいので下地と汚い部分も残します。

ここで人物はひとまず置いといて、鷹を塗ります。



羽毛を描くために上記のブラシを選択し、赤丸の項目を選択します。



羽毛を地道に描いていきます。



片方の羽がある程度できました。
奥にあるのでなんとなく背景となじませて遠近感を出してみます。
鷹の顔がものすごく不細工なので早いとこ修正しましょう。



目と嘴を描いたら少しかっこ良くなれたような気がします。



更に目の位置と嘴と頭を調整してイケメンに近付けようと奮闘します。



手前の羽も描きます。ひたすら地道に描いていきます。



こんな感じかな〜と全体図を確認してみます。羽の影の部分が少し弱いような気がします。



新しく乗算レイヤーを作り、影を足します。この時、「下の色を拾う」のチェックを外します。
描き終わったらまたチェックを入れておきます。



鷹を塗り終わったら服を片付けてしまいましょう。
下塗りをある程度したので、あとは濃い影と強い光を中心に描写していきます。



あまり色を乗せすぎないよう、下地を残しながら塗っていきます。



自分のタッチを生かしながらどんどん塗っていきましょう。
細かい装飾品もチョークで描き込んでいきます。
全体を確認するのも忘れずに。



髪の毛ももさもさ描きましょう。風になびいてる感じが好きなのでぼわーーっと描きます。
本塗りはレイヤー1枚なので消しゴムを使わず、はみ出した部分もスポイトで近隣色を取って塗り潰します。


ふぅ。とりあえずペインターでの作業はひとまず終わりました。
次からは楽しい加工時間です!!
因みに今回はレイヤー数を極力少なくしていますが、背景がもっと複雑な場合などは
その時々によってどんどんレイヤーを追加していくようにしています。

さてさて。調整、加工に行ってみましょう。ラストスパートです。



D調整と仕上げ