お絵描きIRADUKAI
SAI
No.540
CG・イラストメイキング
■仕上げ
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追加部分や塗り忘れ、修正する所を描いていきます。
急がない場合は仕上げる前に絵を1日か2日くらい時間をおいてから見直すと修正箇所などがあれば
気付く点が見えてくると思います。
(ずっと同じ絵を見ていると目が慣れてしまい勘違いし続けていたり間違いなど気付かない事があります)
着物の柄を描いていきます。
「合成モード」
を使い色を調節してなじませます。
「コピー」
と
「貼り付け」も
使いました。
柄レイヤー(下の絵ではレイヤー56です)は服のレイヤーに対して一番近い位置に
「下のレイヤーでクリッピング」
します。
柄(レイヤー56)を上に追加しただけの状態。
「乗算」
「明暗」「陰影」
などの
「合成モード」
が
反映されていません。
柄(レイヤー56)を下(服の元レイヤーに一番近い位置)に持ってきた状態。
こちらも同じように
「合成モード」
を使っていきます。
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次は顔に修正を描き加えていきます。
私はここから最後までの作業が好きでついついやりすぎてしまいます。
仕上げレイヤー
を
線画より上
につくり、スポイトを使い修正します。
鉛筆で描き加えたレイヤーはこちらです。
修正前
修正後
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「合成モード」
を使い背景に変化をつけます。
光の粒のようなものを描いていきます。
「発光」
を使います。下の絵はわかりやすくするために背景をグレーで塗っています。
白で点を描いたり線を描いたりして、ところどころ
「エアブラシ」
や
「ぼかし」
を使いぼかします。
不透明度は全体をみながら調節します。
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いよいよ最後の作業です。
仕上げに全体に
「スクリーン」
をかけます。最後に普段私は
「オーバーレイ」
をかけたりするのですが
「オーバーレイ」
だと今回はきつい感じになりそうだったので
「スクリーン」
にしました。
効果の違いは色々試してみて下さい。
ちょうどこの時に全体の色の調整もおこなっています。
「スクリーン」
に使用する色はこちらです。グラデーションをつくり、何回か悩んで色を調節しています。
不透明度
は
15%
です。
「スクリーン」
なし
「スクリーン」
あり
少しだけ色合いが変わります。
以上で完成です!お疲れ様でした。
少しずつ描いていったので仕上げまでに1週間以上かかってしまいましたが
花と女の子を描くのがとても好きなので大変楽しく描くことが出来ました。
好きな題材を持っておくのも最後まで描く気力のひとつだと思います。
この講座が何かの手がかりにお手伝いになりましたらとても嬉しいです。
最後までお付き合い下さいましてどうもありがとうございました。
添削式漫画マスターブック
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