始めに色をおいてしまったので全体の雰囲気が壊れることはあまりありません。 基本的に一番初めに描くのは主人公であったり見せたいところです。 今回も主人公から描きます。右の席、奥の男の子を描いていきます。 |
@下書き A下書きの色をすくって形を整える(下書きが影の色になる) Bカラーウィンドウから光と影になる色を取りさらに形を整える (ちょっぴりアニメ塗り意識) Cスポイトを使いながら細い鉛筆でコリコリ アニメ塗りを意識と書きましたがこれは「明暗というのは思ったよりパッキリしているから」です。 私は光を描くときには出来る限りパッキリさせ、影の中に微妙にグラデーションを入れるのが好きです^^ Bの腕のあたりがわかりやすいですが露骨すぎるのでなじませました。 結局厚塗りは輪郭がはっきりすれば映えます(結論!
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こちらもやっていることは同じです。 今度はキャラクターとはいえ月や花なのでわからなくなったら資料を見ながらやります。 このとき本物を見るのが一番ですが写真の場合は 1枚じゃなく5〜10枚見て形を想像したり組み合わせたりしながら描きます。 写真見たままだと色が明暗だけになりがちだったり良く見えないところがあって迷ったりしてしまうので あくまで形を覚えるだけです。そのほうが自分らしい形が描けます^^ |
@下塗り A形を整える Bクレーターを描く。ぼんやりした丸を描き、縁取り、丸の真ん中を明るくする C陰影をつける D陰影を強調。コピー機能を使って位置をずらしポーズを作る。
Dの最後は計画性の無い証です^^;でも問題ないから大丈夫! |
次はお花子さんまだお年頃なので開ききっていないバラです。 なんとなく花びらの先のほうが色が鮮やかになるバラをイメージしてみました。
@下塗り A色を変え一番大きな影をつける B明るい色で花びらをつけていく。影部分は地のままです。 C額をつける。くすんだ緑は半透明だったりします。後ろの明暗を守るためです。
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布・服は好き要素なのでワクワク描きます。まずはお花子さんのドレスです。 サテンと薄くて透き通る布のイメージです。 |
@下塗り Aスカートの先に薄く黒をおきます。白で輪郭を描きハイライトを少々。 背中側はお花子さんの体があるので影になります。 B少し角度を変えたので後ろ側にもスカートがきました。Aの要領でヒラヒラを増やします。 C布の輪郭をはっきりさせます。 正直これは描かないとつかめないかもです。身近な布を使って見たりするといいと思います。
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次は水飲み鳥さんのスカートです。たぶん一番布っぽい…でしょうか。 下にある足の形を意識して塗ります。この角度からだと結構四角です。 今まで同様下地が暗いので明るい色でガシガシすればOK。
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ここまで描いてこんな感じになりました。今回背景は脇役なので詳しくはやりませんが、 実際にあるものをちょっと真似するだけで背景は自然に見えます。 例えば少年と月紳士の足元の壁は木だけではなかなかそれらしく見えませんが 木と灰色の部分を作ることで少しマシに見えるようになりました。 いままで見てきた物って…と思い浮かべると絵もしっくり見えてきます。 |
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