■その7<仕上げ・完成>
描くべきものは描ききったので最終的な仕上げ、調整に入ります。 ただ、この作業5分で終わることもあれば丸1日いじくってることもあり、今回も大分四苦八苦してたので 自分自身なにをやったか覚えていない始末…。
なのでいつも自分が仕上げとしてやっている作業の手順を大まかに説明します。 ちなみに仕上げはほとんどPhotoshopで行っています。 持ってない方はすいません…。
グロー効果という効果をつけます。 これはやりすぎると後悔するのでさじ加減が大切です。 完成した絵をコピーしてレベル補正で一気に暗くします。 発光部分など明るい部分のみ残すようにしてください。
モードをスクリーンにしてぼかしをかければこの通り。 一定値以上の明るさを持った部分のみ光が拡散してもやっと光ります。 あとは気持ち物足りないくらいかな?と感じるところまで不透明度を下げてください。 ↓
最後に全体の色調やコントラストを整えて完成です。 トーンカーブやレベル補正を使って気の済むまでいじり倒しましょう。 ↓
調整が終わればハイ完成! この他にも色々やった気はしますが仕上げは基本こんなもんです。
さて、いかがだったでしょうか? 今回紹介させてもらったものは作業手順も実際はバラバラだったりしますし、 多少はしょってる所もあります。 ですが今現在の自分の描き方は要約すればこんな感じになります。
ここまで読んでくださった皆様お疲れ様でしたー!
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■あとがき
ここまで長文駄文にお付き合いいただきどうもありがとうございました。
自分自身デジ絵を描き始めたばかりのころはピクセル数すらわからず、必死で技法書やメイキングを漁っていました。 そんな先人が残していってくれた道標のおかげで今の自分がいると思っているので、今の自分なりにも何か後から続く 人たちに残せればと思い今回の講座を作らせていただきました。
自分は基本的に小難しいことは考えずにフィーリングで描いてる人間ですので 講座とは名ばかりの、ただ作業手順をだらだら追いかけるだけのメイキングになってしまった感はありますが…。 どこか1箇所でも参考になりそうかなと思っていただければ幸いです。
ただ最後に言いたいとはひたすらに「手を動かそう」ということです。 100の講座を見て100日考え込んでも残念ながら絵は上手くなりません。 自分や他の方の講座をみて何か参考になるかも、と思うところがあれば今すぐにでもキャンバスを開いてください。 そして軽いラクガキ程度で構わないのでその技法を実践してみてください。 そうすることではじめてその技法はあなたの血肉となります。
絵が上手くなるための1番良い方法というのは「お絵かきを楽しんでひたすら数を描きまくる」だと考えていますので。 楽しむことも大事ですよ。 苦痛に思いながら描いた絵は総じて微妙ですからね自分の場合。 なので最初は好きな版権キャラなんかで構わないと思います。 どんどん描いてどんどん人に見せて、どんどん上手くなりましょう!
今回の講座はここまでです。 では、また機会があればどこかでお会いしましょう!
ロボットの上手な描き方
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