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■下塗り
線画レイヤーを陰影にします。
基本的に、肌・その他人物パーツ・背景 でレイヤーを分けてます。
線画レイヤーの「領域検出元に指定」というのをチェックします。
そして、塗りレイヤーでバケツツールの「領域検出元」で「検出元に指定したレイヤー」を選択して塗ると、線画レイヤーの透明部分に塗れるようになります。説明下手で申し訳ありません・・・。
この設定で下塗りを進めていきました。
後々、塗りを進めていくうちに色を塗り替えることは多々ありますが、ここでバランスを取っておくと、やはり後の作業はらくです。
肌の下塗りを更に進めます。
肌レイヤーの上に、クリッピングマスクにチェックを入れたレイヤーを作ります。
1つは、肌の赤みを入れているレイヤーです。(レイヤー17)
エアブラシツールで適所に赤みを入れます。
主に、頬・指先等です。
2つめは、影の部分です。(レイヤー18)
乗算レイヤーで、画材効果の水彩境界を使用しています。
髪、その他人物のパーツの塗りを進めます。
前髪辺りに、肌の色でエアブラシツールを使いオーバーレイをかけます。
影は肌の影の時と使った同じ色で同じく乗算・水彩境界でつけます。
人物にザクザクと影をつけられたら、他の下塗りのレイヤーと結合します。
結合したレイヤーに、同じく上からクリッピングマスクをつけた乗算・水彩境界レイヤーをつくり、
先ほどと同じ影の色で、影になるであろう場所を塗ります。
左側が光源と一応想定して塗りました。
これでザックリとした下塗りができたので、本塗りの為の準備をします。
使うのは筆ツールです。ペンの形は「ローラー」と言う、四角い形のものです。
ペンの形はフリーで配布して下さっているところを色々探してみると楽しいです。
レイヤーは全て結合します。
ローラーの形の筆ツールで、ザクザクと光源側の明るいところに色を置きます。
色はくすんだ肌色のような色です。
次は、影部分に、濃い青(紫)色でザクザクと塗ります。
更に、オーバーレイで肌色のような色をかけます。
明るい側に置くのを意識して塗ります。
ここで、オーバーレイやスクリーンや色々な色をかけて、気に入る色合いを探します。
また、筆ツール以外にエアブラシも使用しました。
これで、下塗りから本塗りの準備までができました。
ここまでの過程は、「線画作成」→「色分け」→「クリッピングマスクをして影をザックリつける」→「全て結合して、オーバーレイ・スクリーンで加工をして滅茶苦茶にする」です。
線画 / 本塗り |
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