●背景@
塗りに入る前にブラシについてです。初期設定のまま使っています。
レイヤーを分けるときには「ハード円ブラシ」
塗り込みをしていくときは「ハード円ブラシ 筆圧不透明度」を主に使います。
個々のブラシの設定も初期設定のまま、不透明度は100%で使うことが多いです。
雲を描く時のブラシ設定は少し変わっていて画像のようになっています。
塗りです。まず適当な色でレイヤーを分けます。
同じ色のところは同じレイヤーです。「ハード円ブラシ」で地道に塗っています。
可能ならパーツごとに違うレイヤーに分けるほうがやりよいのですが、
重くなるので隣り合わないものなら同じレイヤーを使っています。
この時点では16つに分けました。
レイヤーを分け終わったらそれぞれ「透明ピクセルをロック」して色を置いていきます。
この時点で全体図はこんな感じです。
秋と冬の境目の夕暮れの感じにしようと思ったので、ちょっと暗めにイメージで適当にざくっと色置きします。
「色調の補正(Ctrl+U)」で色を変えたり、「すべてを選択(Ctrl+A)」をしてから「編集」→「塗りつぶし」したりすると楽です。
イメージが決まったら塗り込んでいきます。
今回は空から塗っていくことにしました。
下地はグラデーションをかけ、その上に雲レイヤーをいくつか重ねていきます。
上空にある明るめの雲を入れました。別レイヤーにスクリーンでぼんやりした明りを加えてます。
低い位置にある暗めの雲。雲の下部に太陽光が少し当たっています。太陽から離れている遠く(画面右側)の雲は暗く。
空に合せて色を調整して明暗をざっくり分けます。
光源をはっきりさせるために早々にライトをつけます。
全体的に逆行なので彩度の低い黒青紫っぽい色で暗く、壁などはわずかな陽光の残りで少し明るめで赤みを入れた色にします。
レールは金属製なので光を反射させてちょっと明るめにしました。
後はそれぞれ質感がでるように塗ります。
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