お絵描きIRADUKAI
CLIP STUDIO PAINT
No.610
CG・イラストメイキング
■着色(背景)
さて、人物ができたので、背景に入っていきます。
背景は宇宙のような星空のような…というイメージだったので、
暗い紫色でキャンバス全てを塗りつぶします。
次に、水彩の
にじみ緑水彩
で、青や赤紫、薄い紫などで適当に塗ります。
次に星を描きます。エアブラシの
スプレー
で、適当においていきます。
これだけで、だいぶ星に見えると思います。
不透明水彩で大きい星をランダムに描きます。
大きい星を描いたレイヤーの上にレイヤーを作り、
加算(発光)
モードにして、
紫色のエアブラシでふわっと星の上にのせます。そして、不透明度を
40
%くらいまで下げます。
図形の多角形で、水色やピンク色のきらきらをランダムにのせ、不透明度を
50
%までさげました。
これで空は完成です。
@
丸を描きます。
A
不透明水彩で、グラデーションにします。
B
加算(発光)レイヤーにし、ハイライトを入れます。
C
デコレーションのきらめきCを使って、ハイライトの部分にさらにきらきら感を加えます。
非表示にしていた人物のレイヤーを表示させます。
少し物足りなかったので、カーテンや窓、クッションの山などを描いてみました。塗り方は服と全く同じです。
シャボン玉は不透明水彩で形を作った後、真ん中を消しゴムで消し、透明度を下げただけです。
■仕上げ
人物、背景とほとんどできたので、全体の仕上げに入っていきます。
レイヤーを
オーバーレイ
モードにし、赤色で顔、足あたりにエアブラシでふわっと色を付け、不透明度を
40
%まで下げます。微妙な差なのですが、少し顔周りが明るく見えます。
人物が少し浮いていたので、なじませるためにレイヤーを
乗算
モードにして、全体の外側に暗い色をエアブラシでのせました。
これで完成です!
最後に、レイヤー全体を紹介します。
(クリックで拡大)
全体です。人物や背景は、それ
ぞれフォルダで分けています。
(クリックで拡大)
影を塗るときは
クリッピングレイヤー
を
使うと便利だと思います!
ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました!
私も、これを機に自分の塗りかたを見直すことができました。
それでは、お疲れさまでした!
専門学校生のための必修CLIP STUDIO PAINTマスター
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