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 ■背景1〜空〜■ 
 □低スペック色塗りの鉄則□ さてさて、サクサク色塗りいきましょう。ここで、スペックの低い皆様は鉄則があります。
 
 @レイヤはなるべく使わない!!
 プロの講座本とかを立ち読みしていると、「部品ごとにレイヤ分けしていきます」とか、最終的に何十枚とか。
 はっきり言って無理です。重すぎで動かなくなります。
 
 Aレイヤで特に「乗算」モードは使わない!!基本「重ねる」!!
 初心者の方の中にはなにを言っているか分からない人もいるとは思いますが、乗算とは下のレイヤの色を反映しつつ色を重ねるモードです。
 これは下のレイヤ画面の青い「LAYER0」と書かれているとこをダブルクリックして、出てきた画面の「合成方法」を変えることですることができます。
 ほかにも、いろいろなモードがあるので、試してみると面白いですよ。
 
   ここもねぇ、本によっては「顔だけで何枚かを乗算で重ねます」とか、ね。
 いや、たしかに深みが出るんですよ。いい感じになりますとも。
 でもPC君が追いついてきません。。。
 
 てな感じでなるべく軽く頑張っていきましょう(苦笑。
 
 では、色塗り講座始まりはじまり。
 
 
 1、青空
 空は基本的に上は青、地平線に近くなると白んできます。これをグラデーションで表現します。
 グラデーションの付け方は、
 「描画」→「トーンフィルタ」選択。
 
  出てきた画面の上が黒くて下が白いのを選択
 →OK
 
  あとはお好きな青を選んで
  でドーンです。 
 2、空のぼかし
 グラデーションだけでも問題は無い(むしろそっちのが本物の空に近い?)ですが、それだけでは機械的すぎて味がありません。なので、グラデ空をぼかしてみましょう。
 とその前に、筆の濃度を変えてやりたいと思います。色パレットの上にある
  の値を変えてやると筆の濃度が変わります。 この濃度はよく変えるので、これからは(t100)のように書きたいと思います。
 筆は筆の大きさを選ぶところにある
  をクリックで出てくる 
  この筆をメインで私は使います。
 筆の大きさも濃度も自由に帰られるので結構便利です。
 
 
 で、この筆を使って空をぼかしていきたい思います。失敗多そうだなぁって方は新規レイヤを作って、その上から描いてもOKです。
 まず空に紫や桃色といった関係のない色を置いていきます(t20)。
 
  これを
  や  を使ってぼかしていきます(t100)。 
  は普通のぼかし。 
  は色を伸ばす働きをします。 
  今度は置いた色と空の色の間の色を取って塗っていきます(t10)。
 
  最後にまた、ぼかします(t100)。
 
  これを繰り返してくとちょっと味のある空になります。
 
 3、雲  
 まず、新規レイヤを用意して、雲の形をおおまかに決めていきます。色は目立つ色がいいでしょう(t90)。
 白だと、どこから空でどこから雲か分からなくなってしまいます
 次にレイヤ画面のとこにある をクリックしてみてください。 これで上のオレンジ以外は塗れなくなったはずです。
 これを透明色保護と言います。
 かなりよく使うので覚えておきましょう。
 
 
  保護をした状態で白を選択し
  でオレンジの部分を真っ白にしてやります。 その後、青みの少しかかった灰色を置いて、雲の陰を作っていきます(t15)。
 この影が難しい方は、灰色でベターっと描いた後に
 新規レイヤ→レイヤ設定「ハイライト」で上から描くと上手くいきます。
 (ハイライトについては後で説明)
 
 
  ここで雲を拡散させます。
 まず、透明色保護を解除します。
 そして
  を雲の内側から外側へかけてやります。 場所によって強く拡散させたり弱く拡散させたりするのがポイントです(t100)。
 さらに白で淡い雲をちゃちゃーっと増やしていきます(t5〜15)。
 
 
 4、オーバーレイ  最後にお好みによってオーバーレイを入れていきましょう。
 レイヤの青い名前の部分をダブルクリックして出てくるレイヤ設定で「オーバーレイ」を選択します。
 
  あとはお好きな色でベタベターっと塗っちゃってください(t50)。
 色は何でもいいですが、隣り合う色は近い色のほうが違和感がなくなります。
 さらに上図のレイヤ濃度を調節して良いポイントを見つけてください。
 これで少し幻想的な空の完成です。
 
 □レイヤの結合□ さて、そろそろPCが悲鳴を上げてくる人も出てきたかと思います。そんな方は一番下にある線画レイヤの一個上のレイヤーを選択して
 「編集」→「下位レイヤとの結合」をしてやると、いままでの空レイヤが1つのレイヤになります。
 だいぶ軽くなったはずです。
 この作業をした場合、雲作業の過程も一応残しておいたほうがいいので、別のpixiaファイルとして保存することをオススメします。
 
 
 
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