■背景2〜大地〜■
□遠近感単純説明□
絵において遠近感を出したいときは、 1、建物同士を重なり合わせる 2、遠くにいくほど色を薄くぼんやりと書く これを心がけると簡単に出来ますよ。
1、山
一番遠くにある山から描いていきましょう。 これは雲と同じです。 形を決めたら保護ですね。
保護をしたらパパっと山を塗っていきます。 今、雲は左側から光が来ているように描いたので、山も左側を薄めに右側を濃く塗っています。 しかし、あまり意識しすぎないでいきましょう。光は最後に入れられます。 真ん中の山を塗ってないのは、最終的に人物が重なってしまうからです。
2、草原
空を描いたときと同じようにやを使って色々な緑でグラデーションを作っていきます。 しかしグラデーションですので、あまり際立った色は出さないほうがいいと思います。 奥の草原の色を少し薄くして遠近感を出します。
濃い緑を置いて、草たちの陰を作ってやります(t10)。 同時に道も作っていきます(t20)。 道路は草原と違って凸凹ですので、色を少し際立たせて差をつけてやります。 しかし、差をつけるのは近くの道だけにしてください。遠くの道の凸凹なんて普通は見れませんから(笑。
下地ができたので、細かく描いていきたいと思います。 草はペンデータ下にあるを選択して
このペンデータを選んでください。 これで一気にたくさんの草を描いていっちゃいます(t40)。 違和感を無くすために色は全て草原にあるものを使ってください。 濃いとこから色を頂いて、薄いとこに置く。 薄いとこから色を頂いて、薄いとこに置く。 この繰り返しです。 また、道と草原の間は境界をはっきりさせるために多くの草を置いていきます。 道には小石や草の陰を置いていきます。
仕上げに「レイヤ設定」→合成方法「ハイライト」を選択して 全体に薄く塗っていきます。
この時に道路や山の光を出してやります。 薄くハイライトを乗せたい時は黒っぽい色を選択してやるといいでしょう。
最後に電柱、草に点々光をパラパラと置いてやれば、今できる背景は終わりです。
□ハイライトについて□
ハイライトはいわば光の具合です。 しかし一様に光といっても地面は鈍く光を反射し、金属面は強く光を反射します。 これを意識して置いていきましょう。
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