お絵描きIRADUKAIPhotoshopNo.508CG・イラストメイキング


Step3…色を塗ってみましょう 〜その2〜。

下塗りが済んだら、次は陰影をつけてみましょう。

陰影は、主にブラシツールを使って、重ね塗りをする感じでつけていきます。

陰影をつけたい部分のレイヤーを、
Ctrlキーを押しながらクリックして下さい。

すると、そのレイヤーの色のついている部分だけが選択範囲として表示されます。
次に、肌レイヤーの上に、新しいレイヤーを作ります。
新しいレイヤーを作ったら、そのレイヤーを選択し…

Shiftキーを押しながら、右の画像の赤丸の部分(ベクトルマスクを追加)をクリックします。

すると、左の画像のようなレイヤーが現れ、レイヤーマスクが追加されました。

この作業をしておくと、選択した部分以外に色がつかなくなるので、はみ出しを気にせず塗る事が出来ます!
それでは、肌を塗っていきましょう。

そのためにはまず、肌の影になる色を用意する必要があります。

肌の色がついている部分を…
Altキーを押しながらクリックします。
ツールはブラシツールです。

すると、画像の赤丸で囲った部分の色が、肌と同じ色になります。

次に、その赤丸の部分をクリックし…
このような画面を出します。

赤で囲った部分が今選択している色青で囲った部分その前の色です。
この画面では、
青の方スポイトで拾ってきた肌の色。という事になっています。

影の色に使う色として、元の肌色から2〜3段階ほど暗い(濃い)色を選択します。

これだ!と思う色が決まったら、OKを押しましょう。
影になる部分は、ブラシツール不透明度50%にして塗ります。
ここを調節しましょう。

不透明度を下げておくと、はじめは薄く、濃くしたい部分を重ねて塗ることで濃く色をつける事が出来ます。

肌は、ほっぺや鼻の周り、髪の生え際、目、肩や首などに影をつけました。
(これは影とは言わないかも…)
■髪を塗る

髪の毛も同じ要領でレイヤーマスクを作り、影をつけていきます。

毛先、頭の真ん中を、円を描くように塗りました。

レイヤーマスクのおかげで、どんなに大胆に塗ってもはみ出さないので、大きなサイズのブラシでも気にせずに塗っていきましょう!
■瞳を塗る

私は…あんまりCGっぽいキラキラした塗り方はしません。
(最初から描き込んでいるので)

ここも他の部分と同じように、不透明度50%のブラシで、色を重ねて塗っていく感じです。
瞳の上部と、真ん中(瞳孔)にあたる部分を特に濃く塗るだけで瞳は終了です。
■顔を塗る

お化粧してあげましょう(笑)
チークとアイシャドーを塗って、口の中も少し描き込みました。

歯を描き込むときは、画像のように口の部分を範囲選択してから描くとはみ出しません。

ほっぺ以外に、肩やひざなどにもピンクやオレンジを入れてあげると、健康的に見えます。
同じ要領で、服や小物など他の部分も塗っていきます。

人物の着色は、これでほぼ終了です。

一度全体を見て、気に入らない部分があっても直せるので大丈夫です。


次は注射器を塗ってあげましょう!


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