<< 着色A >>
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この段階から、徐々に細かく塗っていきます。
まずは髪の毛からやっていこうと思います。
影になる色を決め、塗っていきます。
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影を塗れたら、もう一段階濃い色で影を作っていき徐々に深みを出していきます。
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画面全体を引いてキャラ全体を確認し色合いがイメージに近い感じが出たら
絵をアップにし乗せた色を丁寧に整えていきます。
この整えていく作業の中で非常に重要な事がありまして
整えていけば、いくほど線画の存在が気になって
乗せた色が本当に思ったような色で乗っているか心配になります。
そういう場合は色を整え終えた後、確認したい部分に消しゴムツール(下図のツールです)で
部分的に線画を消していきます。
この時、水彩で塗った色も消えてしまうのでは? と思われるかと思いますが
ペインター6での水彩というのは水彩ツールの中に【水彩用消しゴム】というのがあり
普通の消しゴムツールでは水彩で塗った色は消えないようになっています。
ですが【乾燥】という事をすると今度は逆に水彩用消しゴムでは消すことが出来なくなり
普通の消しゴムツールで消すことが可能になります。
前の工程でも出ましたが乾燥については最後の作業工程の【完成】に出てきますので詳しくはソチラで。
こういった特徴を使いつつ、色を整えては線画を部分的に消してを繰り返していきます。
ですが、キャラの一番外側の線画だけは絶対に消さないで下さい。
これは後々の工程である【仕上げ】に関係しているからです。
下図にある赤い部分が一番外側の線画。この部分は消さないで下さい。それ以外の内側の線画は消しても大丈夫です。
それと最後の工程【完成】にいくまでは絶対に乾燥は実行しないで下さい。
と、いった感じで長々と説明が続きましたが
色を整え終わったら、次の工程へ移行します。
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