■加工・仕上げ■
○ここまでの段階でほとんど絵は完成していますが、 加工する事によって表現に幅と深みが出ます。 ここではその一例を紹介します。
1、角をとる
水彩で影線をなぞります。
鉛筆ツール
で描いた線のギザギザを緩和させてゆこうというもくろみです。
それからツールバーの”コピー”となっている部分を”角取り
”に切り替えます。 これで選択した範囲内の線はすこしにじんだ様になります。
また、”トーン”となっている部分に”ぼかし
”というのがあり、 これも似たような効果を得られます。
”角取り”や”ぼかし”の効果の度合いは”A”のバー(アルファ値)で変えられます。
後は水彩(白)で傘や足元に水気を足して絵作りは終了です。 描いてる時期が梅雨だったので雨の絵ですが、明るく、軽く、爽やかな良い絵になりました。
普通ならここで完成、お疲れ様でしたと言いたいところですが
ここからが本番です
なぜなら”投稿”ボタンを押し、必要な情報を入力し”送信”してそこで初めて お絵かき掲示板の絵は完成するのです。
2、画像の投稿
何度も言いますがこのツールに一時保存機能はありません。
投稿ボタンを押してから「ああ塗り間違えた!」なんていっても直すことはできないのです。
ですからその前に今一度ミスが無いかチェックする必要があります。 塗り忘れは無いか、書き忘れたものは無いか(服の模様など)、誤字脱字は無いかなど、 これらをひとつひとつ指差しして確認しましょう。
しかし、それでも見落とすミスはあります。
その時は変な言い訳をするのではなく素直に過ちを認め、今後のためその項目を そっとチェックリストに付け加えましょう。これがお絵かき掲示板を利用する者の紳士道です。
また、掲示板に絵と一緒に書き込む本文
にも気を配りましょう、せっかくの良い絵も 本分の内容のせいで本来の伝えたい意味が変化してしまう場合があります。 何も書き込みたくなければそっと”本文無し
”と書き込んでおきましょう、 きっと彼方の伝えたい事は絵を通して閲覧者に伝わるはずです。
3、投稿後
絵を描いて投稿して終わりではないのがお絵かき掲示板の面白い所です。 ここでは投稿後に起きるかもしれないトラブルについての対応策を紹介します。
・投稿した後、いわれの無い誹謗中傷を受けたり、場合によってはそのスレッドが荒れてしまったりする 事があります。 しかし慌ててはいけません、心を大きくドーンと構えましょう、こちらが慌てたりすると余計に事態は混乱します。 そしてコメントの内容を冷静に分析し、自分に非がある場合は素直に認め、次に生かす事を考えましょう。 たとえどんなに傷つけられたとしてもヤケにならないでください、大多数の人間はあなたの事を 理解してくれています。そういう人々は表立って抗議したりしないので見えづらいかもしれませんが、 確実に存在するのです。 人間は成長する生き物です、次はもっと良い絵が描ける事を信じてください。
・逆に賛辞を受けたりリクエストを受けた場合はちゃんと礼句を述べ、できるだけ応えるようにしてください。 大切なのはコミニケーションです、それさえちゃんと理解していれば貴方のお絵かきライフは 間違いなく素晴らしいものになるでしょう。
私のお絵かき講座は以上で終了です。 ここまでのお付き合いありがとうございました。
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