お絵描きIRADUKAIBBSNo.539CG・イラストメイキング


■ 7.色塗り2(影入れ、ハイライト) ■



□ 7−1.影入れ □

 ◆ 下地を塗った後は、下地の色に影を入れます。
   今までに紹介した「逆マスク」、「鉛筆」、「塗り潰し」を組み合わせて
   塗っていきます。

   まずは影をつけたい部分の下地の色に「逆マスク」をかけ、「鉛筆」を使って
   影の境界線を引いていきます。

  

  

   こんな風に境界線を描きます。

 ◆ 次に「塗り潰し」で影の色を塗っていきます。

  

   塗り潰すとこうなります。

   ただし細かい所は下地塗りと同様に、鉛筆で塗った方が早いです。

  

   こんな感じで全体に影を入れます。

 ◆ よく見ると瞳には影が二段階入っています。

  

   このように影の上からさらに逆マスクで影を入れると、グラデーションっぽくなります。




□ 7−2.ハイライト □

 ◆ 次にハイライトを入れます。
   ハイライトというのは影とは逆に、光が当たる部分に明るい色を入れる手法です。

   影と同様に境界線を描いて塗り潰していきます。

  

  

   瞳にも鉛筆でハイライトを入れます。

  

  

   こんな感じで全体にハイライトを入れます。




□ 7−3.頬の塗り □

 ◆ 人物の塗りの最後として、頬の塗りをします。
   ここでは今まで使わなかった「水彩」ツールを使います。

   「水彩」とはその名の通り「水彩のような透明度のあるペン」です。
   2ページ目の下書きの項で触れた、「A値の低い(透明度の高い)鉛筆」と同じです。

   使い方も鉛筆とまったく同じなので早速使ってみましょう。

   まずは線画の色に「マスク」をかけておき、「鉛筆」の部分をクリックして「水彩」に
   切り替えます。
   頬を塗る色を選択し、太さは大体20〜30pxくらいにしておきます。

  

   そして塗る部分を軽くこするようにして色をつけます。

   こする回数が多いほど色が濃くなっていくので、ちょうどいい所で止めます。

  

   すると頬が赤らんだ感じの塗りができます。

   水彩ツールはこの講座ではここでしか使いませんが、湯気や息の表現など、
   上手く使うと効果的です。

 ◆ さらに頬の色をなじませるために、頬の線の色も赤っぽくします。

  

 ◆ 最後にハイライトも入れます。

  

  

   これで人物の塗りは終わりです。

   次は背景を描きます。



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