塗り-その他
 下塗りの冒頭でパーツ分けはしない、と書きましたが、緑の部分のような無機物の
細長い線は手書きだとキツイのでここだけ別レイヤーで違う描き方をします。
 普通のレイヤーの隣にあるペンのマークのレイヤーを押して「ペン入れレイヤー」をつくります。
ペン入れレイヤーは直線や曲線に特化したレイヤーです。 今回は「曲線」で手すりの部分を引いて行きます。見づらいのでピンクにしました。
 「曲線」で引いた線は好きな場所を選択しドラッグするだけで自由にカーブが変えられるので 便利です。ベジエ曲線のようなものですね。
 全部引き終わったので「色変更」で黒に戻しました。
 ペン入れレイヤーのままだと彩色しにくいので「レイヤーをラスタライズ」で通常の レイヤーに戻します。(ラスタライズするとカーブの編集などはできなくなります)
 人物や自転車等に重なっていた余計な部分を消しました。
 レイヤーの「不透明度を保護」にチェックを入れてから、手すりに陰影を入れたり 輪郭のきわにハイライトを入れたりして描写します。 逆光で輪郭ぐらいしか見えないのであまり手をかけなくても良い部分ですね。
 ということでココもペン入れレイヤーで同じように描きました。
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