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                  Step2-ラフ、線画 
 
                   
                   
                   このステップが一番中身がないものになるであろうことをまず謝罪させていただきます。  では順に説明に入ります。 
 
                   
                   
 
 
                   
                  ■ラフ  
                   
                     僕はラフはまず適当なブラシでだいたいの構図なんかを考えます。 
 こだわりも何もありません。  今回はメイキングなのでこれでもいつもより張り切ったくらいのラフです。 
 人に見せない限りはどうせアタリにしかならないので。いや今見せちゃってるからまずいんですけど。  皆さんはちゃんと描いた方が良いです。 
 
                   
                   
 
 
                   ■線画  
                   ここからいきなり線画になります^^; 
 今回は線画ブラシの5pixel/最小30/濃度80で引くことにしました。 
 線画は基本的に苦行です。僕はラフが上の通りすごく雑なので…  完璧な線がなかなか見えません。根気で線を引きます。  
                   
                   
                    
 
                  ラフのレイヤーの不透明度を下げ、その上に新規レイヤーを作成します。  これを線画レイヤーとします。 
 
                   
                     線画の描き方のコツ?です。 
 こんな感じで、まずはざっと形を描き、それを目安にラフを何度もクリンナップしていくわけです。 
 アゴの絵の工程からわかるように、ラフの透明度を下げ、上に新規レイヤを作り正確なラフにクリンナップし… 
 これを繰り返して納得のいったところで線画とします。 
 
                   当たり前ですが、細い線を使えば使うほど正確なデッサン力が求められるので大変だと思います。 
 しかし、一発で良い線が引けないなら手順を量産して精度を上げていけばいいわけです。  繰り返しが簡単なのがデジタルの強みでもありますね。 
 本当は正確にラフが描ければいいのですが。  
                   そうして全体のバランスや、部分部分のデッサン狂いを調整しつつも描いているうちに… 
 
                   
                     まあこんな線画が出来上がります。 
 服の部分を見ていただければわかると思いますが、服のシワなんかの部分にはあまり線を描きません。 
 塗りでなんとかするタイプの描き方なので…寂しいっちゃ寂しいですね。 
 
                   線画に関しては以上です。あまり説明できることがなくて申し訳ありません…  
                   
                   
 
 
                   ■下塗り  
                   ついでに下塗りも終わらせます。  
                    
 下塗りは線画レイヤーから自由選択し(左)、選択しきれなかった部分(赤丸)を右の図のように選択ペンで補い 
 新規でレイヤーを作り、パーツごとに名前をつけバケツで塗りつぶします。  あ、選択ペン、消しペンともに必ず最小サイズは0にしましょう。 
 
                    
 
                  ここで選択ペン、選択消しペン、自由選択、バケツにショートカットを割り当て&覚えていると相当スムーズにいきますよ。 
 こういうちまちました作業で、いちいちボックスからツールを選択する手間は士気をそぎ落とします。  
                   全ての部分の塗りわけが終わりました。 
 レイヤ構成は以下のようになります。参考までに。  (キャラ彩色後のレイヤの状態です)  
                    
                   赤いラインがいっぱいありますね。クリッピングと言います。一応補足しておきますと  
                    
 このように、下位レイヤーの描画範囲にのみクリッピングした上位レイヤーは描き込みが可能となるわけです。 
 たとえば服の模様なんかはまず服全体を塗りつぶしてしまい、この機能を使って上から描き込んだりします。  
                   
 
 
                   ここまでだらだらと冗長になってしまい申し訳ありません。  
                  すべての下塗りを終わらせたところで、彩色工程です。 
                   
                   
                   
                  Step2<< l >>Step3 | 
                  
                 
              
             
             
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