お絵描きIRADUKAISAINo.578CG・イラストメイキング


[山・木を塗る]

さあ、お次は遠景の山と木を描き込んでいきたいと思います。

最初に、名残惜しいですが山と木の線画君に消えていただきます。
遠景にも線があると、クッキリしすぎて遠近感が分かりづらくなるためです。



線画の上から描いたり、線の色を変えて背景と馴染ませる方法もありますが
遠景はこちらで行きたいと思います。


「山」

山の塗り方については色々あると思いますが、今回はこんな図形が横に連なっていると
考えて塗っていきます。



今回使うのは「筆ブラシ」の「混色25%」。
ほんの少しだけ塗った部分の色が混ざり合います。



まず雲の時と同じく「山」のレイヤーを選び、「不透明度保護」をチェックし、山の色をスポイト。
カラーサークルからそれよりも濃い色を選びます。(影の部分の色)


山のてっぺんからふもとに向かい、放射状にスッスッと塗っていきます。



そして、この混色によって混ざり合った部分の色をスポイトで採り、さらに右へ塗っていきます。



最も日の光が強く当たるこの部分に明るい色を入れてやります。
ここまでやればもうできたも同然!あとは山の形状などを考えて微調整します。

ここで「不透明度保護」を解除。


最後に、遠近感を出すために山と空の境界を透明筆ブラシ(通常の円形)で少しぼかします。
「雲の描き方」でやったのとほぼ同じですが、今回はスーッっとラインをなぞる感じで。

『あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
「おれは山のラインを描いていた と思ったら、上の方が消し飛んで山の形が変わっていた。」
な・・・なにを言ってるかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった・・・』

※訳: 山の形を少し変えてみました。




山の完成!
塗る → スポイト → 塗る → スポイト というように常に色の変化を意識することが
ポイントです。色んな場面で応用できるので、是非使ってみて下さい。

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「木」

今度は木の塗り方に入ります。
木に対しての光のあたり具合は、他と比べてちょっとだけ複雑です。


その辺に生えてる木は、ほとんどの場合こんな感じに、葉と葉のすき間から
光が差し込みます。これと凹凸を頭の片隅に置いて塗っていきます。

普段からその辺の木を観察しておくと分かりやすいと思います。



今回使うブラシです。特に設定はいじっておらず、ふつうの円形筆ブラシ。
サイズは時々小さくして塗りにバラつきを出します。




色塗り開始! 
適当だった輪郭を修正しながら塗るので、ここでは「不透明度保護」は使いません。



ちょっと分かりづらいかもしれませんが、所々に木の枝を描いています。
適当にサッと引くだけで、案外それっぽく見えるので、すき間があったら描いておきましょう。





とりあえず下塗りが完成しました。これからさらに明るい色を入れていきます。



明るい部分の色をスポイトで採り、カラーサークルからより明るい色を選び、さらに
上に塗り重ねていきます。



さっきまでの大雑把な塗りとは違い、細部を描き込んでいきます。



最終的な雰囲気を確認するため、地面にも少し色を入れておきました。



林の完成!
色塗りの中でも木は一番好きな所なので力も入ります。


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