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 【2】 下塗り
 
 
  SAIで線画の完成したファイルを開きます。
 
 
 
  各パーツごとに塗りつぶしたレイヤーを作成していきます。
 @線画のあるレイヤーにて塗りつぶしたい適当な場所を選択
 Aその状態のまま別レイヤーを作成
 
 
  B適当な色で塗りつぶす
 
 
    C塗りそこねた場所はブラシで1つずつ塗る
 
 
 
  このようにどのパーツが同一レイヤーにあるのか、分かりやすく識別しておくとあとあとの作業が楽になります。
 
 
 [A]
  [B]  
 今回は鳥、ということで背景に空を連想させる青を配色することを決めていました。
 そこで、少女の服の色を二種類の色で塗ってテストを行いました。
 Aは青系の配色、Bは黄色系の配色です。
 Aは全体的にまとまりがありますが、なんとなく似たような色ばかりでぼんやりとした印象です。
 Bは人物だけが目立って見えます。これは「捕色」の配色を利用しています。
 
 
 
 
 上記の図は美術の教科書にも出てくる色相環と呼ばれるものです。
 画面の配色を決める際にはこれを頭に入れておくと大いに参考になります。
 色相環で黄色と青がちょうど向かい合う位置にいるのがわかりますか。
 これが補色です。反対の色だけあって、めりはりを生み出す効果があります。
 
 
 
  それでは、黄色、青を使用することがきまったら
 ただ単に黄色、青を置くのではなく、色差(色の幅)をもたせてみましょう。
 そこでは「同系色」を利用します。同じ色でも、色相、彩度、明度を変更することにより
 さまざまな色合いをつくることができます。
 
 
 
  同じ黄色でも、灰色がかった黄色、オレンジ色、茶色に近い黄色があるのがわかりますね。
 これで下塗りは終了です。次は各パーツにパターンを敷いて、色味に変化を与えていきます。
 
 
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