◆塗り@◆
人物と草木の色塗り
では、人物とその周りの草木を同時に塗っていきます。
レイヤーをダブルクリックするとレイヤーの不透明度や描画モードの変更が出来るということ、
ブラシツールの不透明度がメニューバーにある↓で変更出来るということ、
を踏まえて、色塗りを始めていきたいと思います。
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線画レイヤーの上に新しくレイヤーを作ります。(描画モード乗算・不透明度100%)
このレイヤー名前は(下色)とします。
大体でいいのでブラシツールで色を置いていきます。ペンの不透明度は100%。
基本はベタっと塗るのですが、グラデーションを意識して毛先になればなるほど色を白っぽくしていきます。
↑のように色が塗れたら、更に新しいレイヤーを作り、上乗せして塗っていきます。(通常・100%)
ここからその名の通り、厚塗りのような作業に入ります。
↑何度も重ね塗りした図です。
基本は大体この二通りの不透明度で塗っていきます。
不透明度65%よりも35%の方が薄く、色のバリエーションが多いので、
65%で全体を塗った後に35%で毛先などのグラデーションを作っていく・・・という感じになります。
上からボールペンの線が隠れていいのでがっつりと塗っていきます。不透明度は約35%。
スポイトツールで、
色を拾いながら塗っていきます。
↑同時に線も整えます。
影などを入れていきます。
スポイトツールで色をなじませながら髪の毛を塗っていきます。
奥行きのある所、毛の重なり合う所は濃く塗っていきます。
そして指先ツールでなじませます。
根気よく色塗り→なじませ→色塗り…の繰り返しです!
↑眉やまつ毛はブラシツールで細くかくイメージで重ねていきます。
不透明度10〜20%くらいで軽く頬の赤みを塗っていきます。
↑髪に軽く青を乗せました。
毛先のグラデーションはこんな感じになります。
服を塗る前に髪にかかっている草木を先に描いてしまいます。
色置きレイヤーに背景となる青色を塗っておきます。
↑ブラシツール(35%)、白色で葉の形をとっていきます。
重ね塗りをして立体感をつけていき、描いたあとは指先で伸ばします。
次に葉脈を描いていきます。
↑真ん中は太く、先になるほど細く・・・血管のイメージで描いていくと良いかもです^^
↑光が当たって明るくなる所は更に重ね塗りしてハイライト入れます。
水色、薄い紫を入れると雰囲気がでていい感じになります。
↑更に指先ツールでのばすと一枚の葉の完成です!
これを繰り返し、葉の集まりを描いていきます。
↑葉の重なり合う所はより濃い青や紫で影をクッキリとつけます。
手前→奥になるほど暗く、影を濃くしていきます。
↓簡単なイメージですが・・・真横から見るとこういう感じです。
ガラスの様な質感がほしかったので色の反射として、紫、水色、青、薄い緑を上に重ねていきます。
最後に白色のブラシツール(100%)で葉の輪郭をなぞるように描き、淵を整えます。
茎はほとんど葉の影に隠れているので背景色に近い青色で存在薄めに描いていきます。
背景の色も少し濃い色に変えました。
後は更に微調整、描きこみをしていきます!
↓
↓
↓
途中経過!
※ポイント…別レイヤーを作って葉を描いた後に
そのレイヤーをダブルクリック、描画モード変更→ハードライトにすると
↑のような透き通った様な雰囲気になります。
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