お絵描きIRADUKAIIllustStudioNo.592CG・イラストメイキング


描き込み

それでは描き込みに入ります。
描き込みと言っても、下塗りをベースに整えていく工程ですので、
ここからはひたすら単純作業です。

使用するのは前回と引き続き太筆です。

下塗りレイヤーの上に背景描き込みレイヤーを作成します。
合成モードは通常で。

基本的に奥から手前へと描き込んでいきますが、今回は木と葉っぱが占める割合が多いので、奥のスペースと同時進行で整えていきます。

画面左の木


この木の形が気になったので調整していきます。


枝と幹を整形して


全体的にディティールを上げていきます。


質感を意識しつつ描き込みます。

木の葉っぱの描き方
葉っぱと言ってもいろいろな種類があるので、これぞ!という描き方はないのですが、
とりあえず簡単にそれっぽく見える描きかたを紹介していきます。

まずベースを塗る

暗めの色から塗っていきます。球体を意識するとよりそれっぽく描けます。

続いて明るい部分

画像にあるとおり、下半分を弧を描くように描いていきます。
こうすることでなんとなく立体感が出る気がします。

これを繰り返して明るい部分を増やします。



大体納得したら幹と枝を描き足して


整えつつハイライトを描き加えましょう。これも下半分を弧を描くように

よりそれっぽくなりました。

こんな感じで上半分の葉っぱ部分を描き込みます。


次は下半分


こちらは上と比べて種類がありますが、一つ一つを丁寧に描くのはなかなか根気がいるので、こちらもなるべく手間をかけずに、ちょろちょろっと描き込んで行きます。


@適当な色で茎と葉を描きます。図の矢印の様な軌道を意識します。ぐいっと。
A@で描いた葉を軽く塗りつぶします。ここでも@の様な矢印を意識してぐりぐりっと塗ります。
B葉脈や影になっているところを描きます。
C心行くまで葉っぱを足せば完成です。

大体こんな感じです。どんな形の葉っぱにも応用できるので重宝しています。

大まかに描き込めました。
次は人物を描き込んで仕上げです。

>>描き込み2+仕上げ