お絵描きIRADUKAIPixiaNo.593CG・イラストメイキング


02.ラフ


◆キャンバスの準備◆

絵を描くためのキャンバスを準備しましょう。
ツールバーにある【新規作成】をクリックします。
(もしくはメニューバーの【ファイル】から【新規作成】をクリックでもOKです)



すると、上のようなウィンドウが出てきますので、
[ピクセル]の【幅】と【高さ】に適当な数字を入れ直して【OK】をクリックしましょう。
もしくは【リスト】からお好みのサイズを選んでみても構いません。

【OK】をクリックすると真っ白なキャンバスが出てきます。
これで絵を描く準備が整いました。

ちなみに今回のキャンバスサイズは、幅「1300」高さ「1800」となりました。
キャンバスサイズは、いつも大体1000〜2000前後ほどにしています。
解像度は印刷用の絵を描く時以外は特に気にしていません。

それではラフを描きます。


◆ラフ◆

まずは大体の完成イメージを決めていく感じでざくざくいきます!



ツールバーの【フリーハンド】を使って、大雑把に描いていきました。
この段階では、とにかく完成イメージだけ掴もうという気持ちで描いています。
あまり丁寧さなどは気にしていませんので、非常に雑な仕上がりになりました。

次はトレースをして線画を描いきたいのですが、このままだと雑すぎてトレースしづらいので、
このラフを目安にし、全体を煮詰めていきつつもう一度ラフを描いていきます。
今度はなるべく丁寧に!

まずはそのためにも、ここでレイヤを一枚追加します。


◆レイヤの追加◆



レイヤの追加方法ですが、
レイヤパネル内にある
【編集】から【追加】を選ぶと上のようなウィンドウが出てきますので、
このまま【OK】をクリックする
だけです。



これで「LAYER1」と言う名前の新しいレイヤを追加する事が出来ました!
実際にレイヤパネルを見てみると、新しいレイヤが増えている事が分かると思います。

以降もレイヤを増したい時は、この方法でどんどん追加していきますが、
あまりレイヤを増やしすぎると重くなってまうので、追加はほどほどにしておきましょう。


◆レイヤの設定◆

さてさて、新しいレイヤの追加が出来たのは良いのですが、
このままだと先ほど描いた下に置いてあるラフの色が強すぎて
新しいレイヤに何も描ける気がしないので、下のレイヤの表示濃度を下げたいと思います。



レイヤパネルから適当なレイヤの名前をクリックすると、上のようなウィンドウが出てきますので、
この中にある【レイヤ濃度】のスライダを左の方へ動かし、キャンバス上の表示を確認しながら
お好みの薄さになるまで数値を下げて、最後に【OK】をクリックしましょう。
これでレイヤの表示濃度を変える事が出来ます。

 → 

ここでは濃度を「20%」ぐらいまで下げて、上のようにキャンバス上の表示を薄くしました。

ちなみに、設定ウィンドウの中にある【名前】の部分に適当な名前を入力して、
最後に【OK】をクリックする事で、各レイヤに自由に名前を付ける事が出来ます。
一目見て何が描いてあるレイヤなのかが分かるような名前を付け
ておくと良いかもしれません。


◆ラフ2◆

それではラフをきれいに描き起こします。先ほど追加したレイヤにもさもさと!
キャンバスを拡大表示させつつ、細かい部分までなるべく丁寧に描いていきます。
拡大表示や縮小表示は、ツールバーにある
【拡大率プラス】【拡大率マイナス】をクリックで出来ます。



そしてラフが出来上がりました!
さっきのラフよりは、ある程度はきれいになったかなと思います。
最初のラフから変更してしまった部分もあったりなかったりです。

それでは次は、こちらのラフをトレースして線画を描いていきたいと思います。


◆保存について◆

線画の前に、ここでひとまず作業データを適当な場所に保存しておきましょう!
メニューバーにある【ファイル】から【名前を付けて保存】を選びます。

するとウィンドウが出てきますので、【ファイルの種類】から[*.pxa]を選び、
【ファイル名】に適当な名前を入力して【保存】をクリックしましょう。
これで作業データを保存する事が出来ます。



[pxa]
で保存するとレイヤの情報などもしっかり保存出来ますので、
いったん作業を中断する時などは、必ず[pxa]で保存するようにして下さい。

作業中に予期せぬタイミングでPixiaがフリーズしたり、強制終了する事もあるので、
保存はこまめにする癖をつけておくのが良いと思います。
メニューバーにある【保存】をクリックすると、上書き保存が出来ますので、
ちょこちょこと保存をしながら作業を進めていきましょう。



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