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4 塗りB
このページでは水の描き方を紹介します。
まず、水の透明度を表現するために必要なことを説明しておきます。
左は透き通った水、右は濁った水を簡単に表現してみました。
上から見たときに底がどれほど鮮明に見えるかで透明度が分かります。
つまり水の底を丁寧にくっきり描き込むほど透き通って見え、逆にぼかして描くと濁って見えるということです。
また、イメージしやすいと思いそれぞれ水の色も変えてみましたが
上で説明したように、透明度自体は水の色で決まるわけではありません。
白っぽい色で右図のように描けば、白っぽい濁った水に見えるわけです。
今回は水の質感を出すため、描き込むときは基本的に鉛筆を使いパキっと仕上げます。
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↓ちょっとファンタジーにしようと思いながら描いた半透明の木の実です。
なぜかプカプカ浮いて半分水に浸かっている状態なので、その浸かった部分に赤をササッと塗りました。
オーバーレイで青をかけ、全体的に明るくしました↓
白でくっきり水面の光を描きました。
周りのものが水面に映っているような表現をするため、描き込みレイヤーをコピーし切り取って水面に貼り付け、
彩度を下げました。
また水面なので少し曲がって見えるよう手を加えます。
目立つパーツ(キノコ)だけやればそれらしく見えると思います。
これを不透明度を下げてオーバーレイで重ねるとこうなります↓
水面の光があまり目立っていないので、それ以外を乗算で少し暗くしメリハリをつけました。
次は仕上げに入ります。
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