3 線画・ベタ
次は線画とベタです。
まずは線画からざっくり説明します。
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まずレイヤーの欄にある下書きをまとめたフォルダーを、
赤い印にある不透明度の部分を線画がなぞりやすい
薄さまで下げていきます。(大体20%)
大体、下の図の左の様な感じに線画をなぞっていきます。
僕の場合、線画の段階から本格的にキャラのイメージを固めていくので、
基本的に、下書きを正確になぞらない事が多いです。
本当は下書きの段階でしっかりとした線を固めたほうがいいのかもしれません。
髪の線画を書くときのコツとしては、下の絵の様に、
頭のつむじを最初に決めておいた状態で、つむじを中心に流れるように
線を引くのがよいと思います。
後、これは完全に感覚的になりますが、場所において、線を太くしたり細くしたりを
使い分けると、線画の段階でいい感じにイラストっぽく仕上げれると思います。
という訳で、下書きを元に線画をなぞり、完成したのが下のものになります。
次はベタです。正確にはベタ塗りです。影とかを塗る前に全てに色を置いていく
作業です。
まずは、線画より下に新規レイヤーを作り、
ペンツールの欄にある下の右の図にある自動選択や選択ペンを
使っていきます。自動選択で、塗りたい髪の部分にチョンとペンを押すと
青い色で塗りつぶされます。これが選択範囲となっていくのですが……
塗りつぶしてると、必ず下の図の赤い線の部分の様に、
細かい場所で塗りつぶせない箇所が出てきます。
その場合、選択ペンを使って塗り足しをしていってください。
面倒ですが仕方ないと思ったほうが
良いかもしれません。
そして、下の絵の様に髪の部分全部に選択範囲を塗れましたら、
予め塗り潰す色を決めておいて、
Ctrlを押しながらFを押すか、レイヤー(L)からレイヤーを塗り潰すを選んでください。
すると下の様になる筈です。
ここまでの段取りを新規レイヤーを下に重ねながら、
全ての場所に色を配置していきます。
そして長いことコツコツ塗りつぶしたのが下の絵になります。
配色については僕も未熟な為、アドバイスできる程の事はありませんが、
とりあえず不自然に感じない程度に配色していきましょう
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