■人物■
1、肌
私は人物を描く時、一番最初に肌を描きます。 一番下にあるということもありますし、塗るのが好きだからです。 お決まりのベタ塗りと透明色保護をします。
形がきまったら薄めな肌色で下地を作ります(t100)。 薄すぎない?ってくらいでもいいです。
グラデーションっぽく顔の丸みを付けてやりましょう(t15)。 ここの色は人によって好みが分かれますが、本来影は黒さを帯びるものです。 しかしそれだと汚い感じになってしまう気がして、私は完全なオレンジでグラデーションを作ってやります。
しかしやはり絶対影になってしまうところは出てしまうもの。 そんな完全影(首、髪の影)は黒っぽい影をつけてやります(t20)。
そんな感じで全ての肌を塗りました。
2、付属品
帽子と服を同じレイヤで描いていっちゃいましょう。
色とかは結構アバウトなもので、私は今まで服の色を決めてませんでした。 色を変えていってみて、合いそうな色を探していきます。
自分で言うのもなんですが、本来こんな影にはなりません(ぉぃ。 帽子の下ですので全部が影になってグラデーションもなにもないはずです。 しかし今はスルーでお願いします。 この時、白目もついでに作ってしまいました。
草と同じように色を拾って別の場所に置いてやります(t25)。 麦わら帽子の編んである流れを考えて描いていきまよう。
帽子に服、サンダル、猫帽子を一枚のレイヤで作りました。
3、髪、目
この絵のコンセプトは田舎っ子の魔法使いって感じだったんで、髪も真っ黒にしようと思ってたんですが、黒を置いてみると予想以上に地味でした(笑。 なので、空の青と反対色で赤っぽくしてみました。赤毛のアンみたいな活発さが出たでしょうか。
グラデーションです。影になる部分はもちろんですが、毛先を黒めにしてやりました(t10)。 目は上のところを黒くしてやります。
濃い影を入れて髪の流れを作ってやりました(t15)。 絵師様によってはこれを、ものすっごく細かくやります。 しかし私にはそんな根気も技術も無いので、これくらいに留めておきます(笑。
本当に濃い色を置いて、髪の境界にメリハリを付けてやります。 目にも黒い中心を入れてやります。 …なんか死んだ目ですね。光を入れてやりたいのをグッと我慢して次へ進みましょう。
こんな感じになりました。 まだ絵が平べったい感じがします。 背景とも浮き出てて違和感です。
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