お絵描きIRADUKAI2_SoftNo.563CG・イラストメイキング


■■■ 塗り2 ■■■

 

■ メインキャラ

背景に合わせて、メインキャラを塗ります。

このとき使うブラシは『水彩筆』と『筆』です。
色を塗るときは、基本的にこの二つの筆と『ぼかし』、『エアブラシ』を使っています。



まずはそれぞれのパーツの下地を整えます。
光源を意識して、身体の凹凸や服のシワを描き込んでいきます。

ここでは各パーツの下地レイヤーの[不透明度保護]にチェックを入れて、直接塗っています。
『水彩筆』でざっくりと塗ってから、『筆』と『ぼかし』で微調整していきます。
これで下地の描き込みが一通り完成しました。

瞳・髪・金属は、これとは塗り方が違うので、このあとに。


瞳を塗ります。
僕だけかもしれませんが、瞳はなぜか早いうちに塗ってしまいたくなります。
瞳ができると不思議とテンション上がります。

瞳の暗い部分を塗ったあと、合成モード【明暗】でだんだん明るくしていく感じです。
最後に線画の色を瞳と馴染ませて、ハイライトを入れれば完成です。


髪を塗ります。
後ろ髪だけは別レイヤー作って、差別化して塗っていきます。


暗い部分を塗って、立体感を出します。


顔を目立たせたいので、まず顔のまわりの髪にハイライト1。
合成モード【明暗】を使います。


髪全体にハイライト2。
ここも合成モード【明暗】を使います。
髪の流れをちょっとだけですが意識してます。
ここで髪の反射光も入れてしまいます。


後ろ髪が暗すぎて背景と同化してしまっています。
なので、合成モード【明暗】【スクリーン】【オーバーレイ】を使って色を加え、背景との差を出します。

線画の色を髪に合うように調整して、完成です。


金属を塗ります。
新しく出したレイヤーを、金属が描いてあるレイヤーにクリッピング。
合成モードを【乗算】にして、画材効果で【水彩境界】を選択します。
【水彩境界】は、そのレイヤーに描いた線の縁にエッジをつけてくれます。
シャープな印象になるので、金属のような硬質なものを描くときに使っています。


乗算で塗りつぶして、ハイライト部分を削り出します。

とりあえず金属が完成しました。


これでメインキャラも一通り塗り終えました。
最後に合成モード【明暗】で反射光を入れ、【オーバーレイ】などで色味を調節します。


メインキャラが完成しました。
全体図はこんな感じです。



次は仕上げです。


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