お絵描きIRADUKAI
Photoshop
No.568
CG・イラストメイキング
■テクスチャ・効果
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●テクスチャ
さて、ここで3分の2ほどは完了しています。もうちょっとですのでがんばりましょう。
先ほどできた絵で完成、それでもいいのですがもっと良くなるはずなのにそこで終わらせるのは非常にもったいない。
そこで手軽に質感を加えられ、情報量を増やせるテクスチャの出番なわけです。
絵に質感を持たせる場合、これを手書きでやるというのもありですが、描き込むのが好きな人でない限り面倒だと思います。
苦労して描き込んでもイマイチな場合もあると思いますし。
それなら、こだわりがないなら写真を使ってしまった方が早く、精度もいいわけです。
まずテクスチャの元になる画像を用意してください。
フリーの素材配布サイトなどもあると思いますので、「テクスチャ フリー」などで検索をかけて手頃なのをもらってきてください。
自分で身の回りの物をスキャンしたり、デジカメで写真を撮ってきてもいいですね。
Photoshopテクスチャデザイン
プロが教える実用テクニック
これは機械部分に貼る用のテクスチャです。
鉄の表面の画像ですね。
これをメニューの編集→変形→自由な形 で貼りたいパーツの形に大まかに変形します。
変形させたら、レイヤーモードを「ソフトライト」にしてください。
そうしたら、はみ出た余計なテクスチャは消しゴムで消すなり、レイヤーマスクで削ってください。
そして、新規調整レイヤーでレベル補正を選択してください。
下のレイヤーでクリッピングにチェックを入れる事も忘れずに。
このレベル補正を使ってテクスチャを馴染ませるわけですが、私自身いまいちこのツールが何なのか
わかっていないため、説明は省きます。
まぁ、そんな難しいものじゃありません。適当にいじってみてください。
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そんなこんなで、ある程度パーツ毎にテクスチャを貼ったものがこちら。
手間をかけずに質感の表現ができたと思います。
これのおかげでだいぶ雰囲気がでますので、塗りは案外あっさりでも大丈夫です。
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●効果
さて、次は画面に締まりを出すための効果といいますか、エフェクトといいますか。
とはいっても、今回は発光の表現程度のものですね。
レイヤーモードを「覆い焼きカラー」にして、適当な色でグラデーションツールを使い描写していきます。
とはいっても、これは特別な事はやってませんね。左側の機械の発光部分と熊のぬいぐるみの目、
そして人物の周囲にスポットライトのような明かりをグラデーションツールでパパっと描写しただけです。
物の形に沿って効果をつけたい場合は、その形にそってブラシで色を塗り、フィルタのぼかし(ガウス)で
適度にぼかしてやればおkです。
そんなこんなでできたのがこれ
手間のかからない簡単な作業ですが、これがあったほうが確実に見栄えがよくなっていると思います。
さて、これで絵を描き込んでいく作業は終了です。
後は色調補正だけです。
<塗り2
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色調補正(仕上げ)>