線画
下塗りレイヤーは線画時点では非表示にします。
また、あくまでも下塗りは完成形をイメージするための作業なのでこの時点で
削除してしまっても作業自体には支障がありません。
前ページの鉛筆のサイズを3.5pixelに設定して描きます。
例によって描きたい所から描きはじめます。
下描きがいい加減なので、下描きを無視する前提で描きます。
レイヤー管理
レイヤー管理に関しては図のように、線画レイヤーの上に実際に描写するレイヤーをつくり、
ある程度描き進めたら線画レイヤーに転写するという作業を繰り返します。
レイヤーの違いが分かるように色分けしたもの
上の場合、顔の線画(青)と髪の線画(赤)では交わる点がいくつかあります。
これを同じレイヤーで作業した場合、髪の毛の毛先を消しゴムで消して修正する過程で、
顔の線画も一緒に消してしまいかねません。
なので、線がゴチャゴチャしそうな時はレイヤーを分けてある程度作業した後、後ろの部分になる線を消して転写、統合しながら作業をしていきます。
下描きの加筆
自業自得ですが、下描きがいい加減なため、赤い円の内側がどうなっているか分かりません。
これでは線画が描けないので描写レイヤーの下に新たに下描き用のレイヤーを作り、
参考にならない下描きは非表示にして詳しい描写を加筆します。
上の場合、レイヤー5が描写レイヤー。
レイヤー6が新たな下描きレイヤーです。
このようにわかりづらい部分は新しい下描きを描きこんだりして
線画作業をしていきます。
ただし、髪の毛など、得てしてゴチャゴチャさせたい部分(赤円内)がある場合は、あえて下描きを非表示にして思いつきで線画作業していくこともあります。
下描きにとらわれると線が一定のパターンになりやすく、面白味がなくなってしまうからです。
こちらが完成した線画になります。
下描きを非表示にして作業したのは髪の毛、鎖、校章です。
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